工場の床欠けが引き起こす危険!コンクリート補修と安全対策

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工場や倉庫では、安全対策を怠ると重大な事故につながるリスクがあります。

例えば、工場や倉庫のコンクリートの床の欠けや欠損を放置しておくと、作業員がつまずいてケガをするリスクがさらに高まります。

些細なことでも、工場や倉庫では私たちが想像する以上に危険な状況に発展する可能性があるため、素早い対応が必要です。

本記事では、工場の安全対策の重要性と、簡単に実施できるコンクリートの床の補修方法について詳しく解説します。

作業員の安全を守るために、コンクリートの応急処置の方法を知りたい方はぜひご覧ください。

工場は事故が起こりやすくコンクリートの欠けも危険!

コンクリートの欠けをあまり大きな問題と捉えない人も多いかもしれませんが、実は放置しておくことは危険です。

なぜなら、工場では些細なことから重大な事故が起こる可能性があるためです。

どのような事故が発生するのか、以下に紹介します。

転倒による事故

転倒による事故は躓きや踏み外し、滑りなどが元で発生します。欠けなどによる段差は躓き、踏み外しの要因になり、転倒事故の原因にもなりえます。

ただ転ぶだけではありますが、転ぶ場所や打ち所によっては労働災害につながる場合があります。

工場や倉庫では機械や重い運搬物などが周囲にあることが多く、下敷きや巻き込み事故につながることも考えられます。

また、転倒による死傷者は労働事故での死傷者全体の20%近くであるとされ、決して無視できる数ではありません。

転倒事故の原因

転倒事故は事故が起こる場所の要因(躓きや踏みはずしが起きる段差や床が滑りやすいなど)と作業者による不注意が合わさって発生します。

このため、安全な作業場の確保及び維持と作業者の安全教育が重要です。

工場の事故の防止には安全対策が必要

ここまで紹介したように、床の欠けでも、工場では大きな事故になる危険性が潜んでいます。

そのため、作業場の安全確保及び安全対策をしっかり行うことが重要です。

以下に一般的な安全対策を紹介します。

ヒヤリハット

工場内で、事故につながる可能性のあるヒヤリハットを共有し、改善に向けて取り組みましょう。

「ハインリヒの法則」によると、1件の重大な事故の背景には29件もの軽微な事故があり、さらにその裏には300件の異常があるそうです。

ヒヤリハットはその300件の異常に該当するため、この対策をしっかりと実施すると、工場の事故の対策につながるでしょう。

5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)

工場の安全対策である5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)を徹底的することも大切です。

5Sを徹底すれば、転倒事故をはじめとした工場のあらゆる事故のリスクを減らすことが可能になります。

KYT(危険予知訓練)を実施

工場内で危険に関する情報を共有するミーティングを実施することによって、作業員が危険な状況を想定できるようになり、自ら安全を意識して対策をしながら作業ができるようになります。

集中力も高まり、うっかりしたミスも起こりにくくなるはずです。

工場内の事故の防止につながります。

工場の床に欠けなどを見つけたら

工場で発生する事故の中でも転倒による事故は大きな割合を占めます。

労働災害にならずとも、段差や窪みに躓き事故になりかけたということもあるでしょう。

これ等の原因になる、欠けや段差を改善しようと考えたとき、専門業者を雇って補修するなど作業に手間がかかるイメージを持たれる方もいると思います。

しかし、ある程度の狭さの範囲であったり、応急処置的な意味合いで補修するのであれば、時間をかけずに補修材料を購入するだけで補修することも可能です。

工場の床のコンクリートの欠け補修にはマッハコンがおすすめ

工場の床の欠けや段差の補修には、手軽に補修作業ができるマッハコンがおすすめです。

マッハコンによるコンクリート欠け補修のメリット

従来の補修材では、コンクリートの床や段差の欠けや段差の処置に手間がかかりやすいです。

しかし、こちらでおすすめする「マッハコン」は速硬化性と高い強度を備えながらも、簡単な施工手順で補修を行えます。

 

マッハコンの特徴と利点

  • 硬化時間が早く、短時間での施工が可能です。

  • 通常の補修材では硬化後強度が出るまで時間を要します。その間、作業が中断する可能性がありますが、マッハコンであれば早い硬化速度で養生時間を短縮できます。

  • 工場や倉庫のコンクリートやモルタル床のような高負荷のかかる環境に適しています。

  • マッハコンは短い時間で30N/㎟以上(施工後3時間)の圧縮強度を発現し、コンクリート並みの強度となり、さらに強度を増していきます。

  • 専門道具が不用で簡単に施工できます。

  • 袋のまま混錬し手で施工可能なため、左官コテや撹拌機などの専門道具が無くても施工できます。

マッハコンの使用方法

マッハコンの使用方法は非常に簡単です。

まず、欠けた部分をきれいに掃除し、水で湿らせた状態にします。

その後、規定量の水を混錬したマッハコンを充填します。

充填後、保護手袋などした手で表面を平らに整えて硬化を待ち完了です。

コンクリートの欠け補修における注意点

コンクリートの欠けや段差の補修をより効率的に行うための注意点を説明します。

気温に配慮する

補修作業を行う際は、気温に考慮することが重要です。

一般的に補修材は気温が高くなると硬化速度が速くなり、逆に気温が低くなると硬化速度が遅くなります。

特にマッハコンは気温が高い真夏に施工すると、水と混錬後の硬化時間が早くなります。

また、水を使用しているため、気温が氷点下近くまで下がると硬化不良を起こす場合があります。

作業は気温が5℃~35℃の時に行うようにしましょう。

補修箇所の負荷状況を確認する

コンクリートの欠けや段差の補修を効果的に行うためには、補修箇所の負荷状況を正確に把握することが重要です。

例えば、フォークリフトの頻繁な通行がある箇所と人の歩行のみの箇所では、必要とされる補修材の強度が異なります。

補修箇所の使用状況や環境条件を詳細に分析し、それぞれの箇所に適した補修材と補修方法を選択して、長期的な効果を得ましょう。

定期的な点検と再補修を実施する

コンクリートの欠けや段差の補修後も、定期的な点検と必要に応じた再補修を実施しましょう。

特に工場や倉庫といった高負荷環境下では、補修箇所が再び損傷する可能性があります。

定期的な点検で小さな損傷を早期に発見し、大規模な補修が必要になる前に対処することが理想的です。

まとめ

工場は作業場の安全を確保しなければ、大きな労働災害に発展する可能性があります。

原因になる要素はなるべく排除した上で、ヒヤリハットの共有、5Sの徹底、KYTの実施をすることで可能な限り安全性を高める事が出来ます。

労働事故の中では転倒事故が大きな割合を占め、タイミングや場所によっては深刻な怪我や命の危険にまでつながる可能性があるのです。

もし、床の欠けや段差などを見つけた場合は、作業員を転倒から守るために、補修材を活用して修復しましょう。

その場合はマッハコンのような速硬化性があり、強度も高く簡単に施工できる補修材の使用がおすすめです。

作業の中断時間を最小限に抑えながら、高品質な補修を実現できます。

マッハコンの具体的な製品情報や購入については、AmazonやモノタロウなどのECサイトをご確認ください。

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