コンクリートの洗い出しとは? 特長や施工手順を徹底解説

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住宅の土間などは、コンクリートでつくることが非常に多くなっていますが、その仕上げ方法にはいくつかの種類があります。
それらのなかでも「洗い出し」は、優れた特長を有していることから、人気の高い仕上げ方法となっています。
しかし、コンクリートの「洗い出し」について、どのようなものなのかよくわからない人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、コンクリートの「洗い出し」について、おもな特長や施工手順などを徹底解説していきます。

コンクリートの洗い出しとは?

 

コンクリートの洗い出しとは、打設後に行う表面仕上げの方法のひとつです。
コンクリートは、セメントと砂や砂利などの骨材、そして水を混ぜ合わせてつくりますが、完全に硬化する前に表面を洗い流し、骨材の頭部分のみを露出させます。
そのため「コンクリート一発洗い出し仕上げ」と呼ばれることもあります。
見栄えの美しさもあり、住宅外構のアプローチや階段、駐車場などでよく使われる方法です。

コンクリートの仕上げ方法と特長について

土間コンクリートには、いくつかの仕上げ方法があります。
なかでも代表的な仕上げ方法は以下の3つです。

・金ゴテ仕上げ
・刷毛引き仕上げ
・洗い出し仕上げ

金ゴテ仕上げ

金ゴテ仕上げは、金ゴテを使用し、表面をツルっとした状態に仕上げる方法です。
凹凸がなくフラットに仕上がるためゴミやほこりが堆積しにくく、すっきりときれいな見栄えが特長です。

刷毛引き仕上げ

刷毛引き仕上げは、いったん表面をコテで均した後、刷毛やブラシなどを使って刷毛引き目を入れて仕上げる方法です。
また、粗面となって仕上がるため、歩行時に滑りにくいことなどがおもな特長です。

洗い出し仕上げ

洗い出し仕上げは、いったん表面をコテで均した後、表面を洗い流して骨材の頭部分のみを露出させて仕上げる方法です。
また、凹凸のある仕上がりとなるため、滑りにくく、そして美しく豊かな表情が現れることなどがおもな特長です。

洗い出しの種類について

洗い出し仕上げは、古くから受け継がれてきた伝統的な左官工法であり、コンクリート以外にも種類があります。
洗い出し仕上げの種類とは、以下の通り大きく2つです。

・セメント使用の洗い出し
・合成樹脂を用いた洗い出し

なお、これら洗い出し仕上げに関する詳しい内容は「洗い出し仕上げとはなに?種類や施工方法を徹底解説」の記事を参考にしてください。

洗い出し仕上げとはなに?種類や施工方法を徹底解説


コンクリートの洗い出しの施工手順

コンクリートの洗い出しは、通常の土間工事と同様にフレッシュコンクリートを打設し、仕上げ工程でその他の方法と手順が変わります。
コンクリートの洗い出しの施工手順について簡単に解説いたします。

下地づくり

コンクリートを打設するための下地づくりを行います。
適正な仕上げ高さとなるよう地盤を掘り下げ、砕石を敷き込んで転圧したら型枠を設置します。
そして、メッシュ筋を配置しますが、このときには、かぶり厚さが確保できるよう地盤面から浮かせることが重要です。

コンクリート打設

フレッシュコンクリートを型枠内へ流し込みます。
フレッシュコンクリートは、洗い出したときの見栄えを考慮して骨材の種類や大きさを指定することも可能です。
打設後は、コテを使って表面を均しておきます。

硬化遅延剤の噴霧

コンクリートは、製造の直後から時間をかけて硬化します。
一定以上硬化してしまうと洗い出しの作業は難しくなるため、表面部分の硬化を遅らせるための液剤を使います。この液剤が「硬化遅延剤」です。
「硬化遅延剤」をまんべんなく噴霧し、乾燥や雨から守るため養生マットなどで覆っておきます。その後、数時間から1日程度の養生時間を設けます。

洗い出し

養生後、まだ硬化していない表面部分を水で洗い流します。
洗い出しは、骨材の頭部分がムラなく露出するよう、高圧洗浄機を使ったり、あるいはブラシでこすったりなどの方法で行います。
その後、完全に硬化するまで乾燥させ、型枠を撤去すれば完成です。

 

まとめ

コンクリートの洗い出しは、完成後の意匠が美しいうえ、機能性も優れる仕上げ方法です。
さらに、骨材に工夫を加えることによってアレンジを加えられる点も洗い出し仕上げの魅力となっています。

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