コンクリート打設工事において、品質に影響する現象として挙げられる一つに「レイタンス」があります。
「レイタンス」とは、コンクリートを打設した後、上面に堆積してできる脆弱な薄膜のことです。
「レイタンス」は、強度のない表層膜なので、コンクリート打継ぎを行うと、後でひび割れてくるなど不具合を起こす可能性があ多大にあります。
そのため「レイタンス」には何らかの処理が必要とされています。
しかし、「レイタンス」について具体的にどのようなものなのか、どのような処理を行えばよいのかよくわからないという人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、「レイタンス」について、そして放置するリスクや処理方法などを解説します。