コンクリートは長年の使用や気候の変化などにより、ひび割れ(クラック)が生じることがあります。

建築業界では一般的に構造上影響を及ぼす可能性のある構造クラック、細かなひび割れで構造上問題がないと考えられるヘアークラックに分けられます。

「構造クラック」はその性質上、適切な処置を行う必要があります。一方で「ヘアークラック」は直ちに構造上の問題に繋がりにくいため、補修の優先度は低いです。

ヘアークラックの優先度が低いといっても、コンクリートに出来たひび割れを放置しておくのは景観的にも気になるところだと思います。

今回は、コンクリートに出来たひび割れの原因や影響について説明します。

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