コンクリートの性能を低下させる原因のひとつに「凍害」があります。
「凍害」とは、コンクリート内部の水分が凍結することで生じる悪影響のことをいいます。
いったん「凍害」が起こるとさまざまな症状が現れますが、放置すると強度低下を招くため適切な方法で必要な処置を施さなければいけません。
また「凍害」には大きく2つの種類があります。
それぞれの種類でメカニズムや症状が異なり、さらに進行度合いによっても対応が変わります。
今回は、コンクリートの2種類の「凍害」とはどのようなものでどう違うのか、またそれぞれの症状や補修方法についても解説します。