外壁にジョリパッドを使うなら知っておきたい!特徴やメリットについて

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外壁は目につきやすい部分なので、できればキレイを維持させておきたいですよね。

キレイな外観を保ちたいのなら、ジョリパットがおすすめです。

今回はジョリパットの特徴やメリット、デメリットを紹介します。

外壁に使用されるジョリパッドの特徴

 

 ジョリパッドは、塗料に砂を混ぜて作った「モルタル外壁塗装材」です。

フランスで開発され、日本では1975年にアイカ工業から発売されました。

発売されてから40年の間にさまざまな種類が増え、カラーバリエーションや機能性もたくさんの種類から選べるようになりました。

そんなジョリパッドにはどんな特徴や種類があり、費用相場はどのくらいなのかを見ていきましょう。

ジョリパッドの特徴

 ジョリパッドは、新築住宅やリフォーム時に使用できる汎用性の高い塗装材です。

外壁だけではなく、室内壁にも使用できるものや、消臭や抗菌、耐候性の高いものなどさまざまな種類があります。

現在も改良が重ねられ、次々と新しい商品が発売されています。

ジョリパッドの種類

 ジョリパッドは塗装材なので、基本的にコテを使ってパターン塗りをします。

ジョリパッドを使うときにつける模様は以下の5つです。

  • ボーダー

その名の通り、横線を引いたような模様仕上げ。

横線が一般的ですが、縦線にすることも可能です。

  • スクラッチ

表面が粗く、ザラザラした見た目の模様。

  • ローラー

ローラーを使って模様をつけていきます。

岩肌や波形という模様が代表的です。

  • ラフ

左官職人がつける独自の模様です。

扇形や角形など、職人が得意とする模様で仕上げていきます。

  • スプレー

ジョリパッドを吹き付けて仕上げます。

均等に塗ることが意外と難しく、職人の腕が試される模様です。

ジョリパッドはパターン付けする模様によっても、費用相場が少しずつ異なります。

次は模様別に費用相場を確認してみましょう。

ジョリパッドの費用相場

パターンによって費用相場は異なりますが、大きな差はありません。

では、パターン別に費用相場を説明していきます。

  • ボーダー

アイカ公表設計価格:1㎡/3,800〜5,000円

  • スクラッチ

アイカ公表設計価格:1㎡/3,800〜5,500円

  • ローラー

アイカ公表設計価格:1㎡/3,800〜5,200円

  • ラフ

アイカ公表設計価格:1㎡/4,000〜5,000円

  • スプレー

アイカ公表設計価格:1㎡/3,300〜4,000円

どのパターン付けを選んでも「1㎡/3,300〜5,500円」が費用相場なので、模様の好みから選ぶとよいでしょう。

 外壁塗装材のジョリパッドのメリット

 40年もの長い間愛されてきたジョリパッド。

人気の理由やメリットにはどんなものがあるのでしょうか。

説明していきます。

デザイン性が高い

ジョリパットはデザイン性が高いことがメリットです。

一般的な塗装材であれば表面が平になるので、模様付けはできないことがほとんど。

しかし、ジョリパットは職人が手作業でコテで塗っていくので、さまざまな模様を表現することができます。

ラフ仕上げにすれば職人が独自の模様で仕上げ、「世界に一つだけ」のデザインを表現することもできます。

 耐久性に優れている

ジョリパットの耐用年数は15〜20年です。

シリコン塗装材の耐用年数が10〜15年、ウレタン塗料が8〜10年なのに対し、やや長めです。

自然素材の漆喰は100年なので、漆喰に比べると劣ってしまいますが、外壁専用塗装材のなかでは耐久性が高い塗装材です。

耐候性がある

外壁は雨や太陽光などの外環境の影響を受けやすく、カビがはえたり色褪せしたりしてしまいます。

しかし、ジョリパットは耐火性や防火性、遮光性、遮音性、調湿性に優れているため、外気の影響を受けにくいです。

そのため、他の塗装材に比べると見た目を美しく保つことができます。

外壁塗装材のジョリパッドのデメリット

デザイン性が高く、耐用年数にも優れているジョリパットですが、いくつかデメリットもあります。

ここでは、ジョリパットのデメリットを説明していきます。

汚れが気になる

ジョリパットは汚れが溜まりやすいことがデメリットです。

耐候性に優れているので、カビや色褪せはしにくいのですが、表面の凸凹部分に汚れが溜まってしまいます。

メンテナンスをするほどではありませんが、見た目を美しく保つためには定期的な掃除が大切です。

費用が高額になってしまう

ジョリパットは他の塗装と比べると、費用が高額になってしまうことがデメリットです。

施工時に下塗りと仕上げ塗り、必要があれば三度塗りをすることもあり、材料費と施工に手間がかかってしまうからです。

けれど、ジョリパットは耐用年数も長く、メンテナンスがあまり必要ありません。

ランニングコストは決して悪くはない塗装材です。

まとめ

モルタル外壁塗装材として、日本でも40年もの歴史があるジョリパット。

次々と新性能を持ったものが発売されています。耐久性に優れ、耐用年数が長いだけではなく、デザイン性も高いことが人気の理由です。

けれど、費用が高くなってしまうことや、汚れが溜まりやすいことはデメリットとして覚えておきましょう。

外壁を塗装するとき、ちょっとおしゃれな外壁にしたいと思ったらジョリパットを検討するのもアリかもしれません。

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