注入工法

コンクリート床のひび割れ補修: 実績豊富な工法と目新しい簡易工法を解説

床のひび割れ(クラック)は、建築物における一般的かつ重要な課題の一つです。
これには様々な要因が影響しており、ひび割れが放置されると、建物の安定性や美観に悪影響を与える可能性があります。
特にコンクリート床においては、日常の使用や気象条件の変化などがひび割れの原因となります。

本号ではコンクリート床のひび割れ(クラック)に焦点を当て、その補修方法について詳しく解説していきます。
床ひび割れ補修においては、伝統的な工法と目新しい簡易工法の両方が存在し、それぞれに長所と短所があります。
読者の方々には、自らの建物における具体的な状況に合わせて最適な補修方法を選択するための知識を提供することを目指しています。 ※コンクリートの上にモルタルが施工されていて、それにひび割れを生じている場合の補修は、この記事の施工のやり方と異なります。
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建築補修用注入エポキシ樹脂の各社商品を簡単紹介

一般的にエポキシ樹脂は液体の場合であっても、硬化するとコンクリートの圧縮強度の約2.5倍、引張強度で約10倍を示すことか
ら、建築業界では重宝され第二次世界大戦後から本格的に使用されてきたようです。
本格的に初めて使用された大規模な現場が広島のいわゆる原爆ドームであると言われています。
エポキシ樹脂は前述の特性から、主に接着剤や注入材として広く使われています。
今回は建築補修用注入エポキシ樹脂に特化しまして、用途やプロが使用する商品を簡単解説します。

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【ひび割れ補修】代表的な工法「注入工法」と「充填工法」を徹底解説

コンクリート構造物などでひび割れが生じると、状況に応じて適切な補修が必要となります。
とくに危険なひび割れを放置すると、劣化を早め、寿命を縮めてしまう原因となるため注意が必要です。
ひび割れの補修には、いくつかの方法がありますが、なかでも代表的なものといえば「注入工法」と「充填工法」になります。
これらは、いずれもひび割れ補修の方法として有効であり、おもにひび割れの規模によって使い分けられることが一般的です。
そこで今回は、ひび割れ補修の代表的な工法である「注入工法」と「充填工法」について、その内容や手順などを徹底解説したいと思います。

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