簡単DIY!土間コンクリートにできた細い割れ目の補修法

[著]
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eyechatch

駐車場や、エクステリアでよく土間コンクリートを利用されている住宅を見かけます。

しかし、よく見るとヘアクラックのような細い割れ目が入っている住宅も多くあります。

割れ目ができた場所を総合的に考えると、構造上の危険はないと考えられますが、やはり見た目が気になるという方も多いのではないでしょうか。

本記事では、土間コンクリートとそこにできた割れ目の特徴や原因を解説するとともに、DIYで手軽に補修する方法をご紹介します。

土間コンクリートとは

土間コンクリートは、建物の基礎や駐車場、外構部分に使われるコンクリート床の一種です。

高い耐久性とメンテナンスのしやすさから多くの住宅のカースペースなどの外構部で使われています。

土間コンクリートのメリット

耐久性:コンクリートですので非常に頑強です。圧力や摩耗に強いため、屋外の駐車場など、重い荷物や車両が通る場所にも適しています。

メンテナンス性:コンクリートは掃除が簡単で、汚れやほこりの除去が容易です。

土間コンクリートの注意点

コンクリートには様々な要因でヘアクラックやひび割れなどの割れ目のようなものが発生する場合があります。

温度などの環境によって発生することもありますが、駐車場などで物理的な衝撃を受けて発生することもあります。

このようなひび割れができても使用に影響がなく、そのまま使い続ける場合も多くありますが、見た目が悪くなる・ひび割れが広がるなど使用環境によっては悪化するケースがあります。

ヘアクラックとは

ヘアクラックとは、コンクリート表面に発生する非常に細い割れ目を指します。

髪の毛ほどの細さで、幅は通常0.3mm以下です。

見た目は気になりますが、構造上の問題を起こすことはほぼないといわれています。

急いで対処をする必要はありませんが、徐々に大きくなっていく場合があるため、定期的に進行状況を確認する必要があります

土間コンクリートとヘアクラック

上記で解説したように土間コンクリートは駐車場や外構などで利用されています。

地盤の影響でひび割れが発生することがありますが、駐車場などでは重量物が通るため、その荷重や振動で、ヘアクラックやひび割れが発生することがあります。

また、地震などの災害後にひび割れができていることもあります。

DIYでできる土間コンクリートのヘアクラックの補修

外構部の土間コンクリートにできるヘアクラックやひび割れは建物にできたひび割れよりも緊急性は低いと考えられます。

しかし、コンクリートに割れ目等があると目立つため、建物の景観を損ないます。ここでは、DIYでも使えるクラックイレイザーという商品を紹介いたします。

crackeraser

コンクリート床用の補修材「クラックイレイザー」は土間のコンクリートにできた0.2~2.0㎜幅のひび割れ補修に使え、初めて使用する方でも簡単に使用できます。

クラックイレイザーのメリット

土間のコンクリートのヘアクラックの補修に、クラックイレイザーを使用するメリットを紹介します。

補修跡が目立ちにくい

クラックイレイザーはコンクリートと同じセメント系材料です。

このためコンクリートと同系統の色に仕上がるため、比較的補修跡が目立ちにくいです。

新設

新設コンクリートのひび割れ補修例

改修

古いコンクリートのひび割れ補修例

 DIY初心者にも使いやすい

クラックイレイザーは使い方も簡単で、DIY初心者でも扱いやすい点が特徴です。

材料を混ぜて流し込み、削るだけのシンプルな作業なので、時間や手間をかけずに補修を完了させることができます。

複雑な工程や高い技術が無くても問題なく作業できます。

具体的には以下の手順で使用します。

簡単な4工程のため不慣れな方でも安心してお使いできます。

  1. 付属のカップを使って本製品とよく混ぜます。
  2. 充填する箇所の汚れをきれいに除去し、水で湿らせます。
  3. ノズルのキャップを取り、先端をカットし、ひび割れに沿って充填します。
  4. 20 ℃で2時間静置し、締まってきたことを確認してから、余分な材料をヘラなどで削り取ります。ひび割れの周りに残ったものはウエスなどで擦り取ってください。
工程1
工程2
工程3
工程4

クラックイレイザーでの土間の補修ポイント

クラックイレイザーによって土間を補修する場合のポイントです。

ひび割れの中までしっかりと濡らす
point1

ひび割れの中まで十分に濡らした状態で注入しましょう。水で湿らす際に、刷毛やブラシ等で押し込むようにして擦ると、水がしっかりとひび割れに入ります。

まとめ

土間コンクリートは駐車場や外構部によく使われており、様々な負荷にさらされています。

このような負荷により、ヘアクラックやひび割れが発生することがあります。

外構部なので、これらのひび割れは緊急性が低いことが多いですが、景観が損なわれるため、目立たないように処置をしたいところです。

土間のヘアクラックはDIYでも補修できるため、見栄えを改善したい方はぜひ検討してみてください。

特にクラックイレイザーを使用すれば、初心者でも簡単にきれいに仕上げることが可能です。

商品の詳細に関しては、楽天モノタロウAmazonの商品ページをぜひご覧ください。

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