玄関アプローチの役割とデザインの考え方を解説

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玄関アプローチを考えるとき「洋風にしようかな?ガーデン風にしようかな?」と、どんなイメージにするか悩みますよね。

玄関アプローチは道路から玄関までの導入部分であり、室内に入らずともその家の印象を決める重要な役割があります。そのため、家の雰囲気に合わせたアプローチを考えることが大切です。

今回は、玄関アプローチの役割やデザインの考え方、デザインを考える時の注意点について解説します。これから玄関アプローチの構成を考える方は、参考にしてください。

玄関アプローチには家の第一印象を決める役割がある

外構工事で重要なのが、道路から玄関までの「玄関アプローチ」です。外構の構成を考えるときには、庭からではなく「玄関アプローチから」考えていきます。

玄関アプローチには道路から玄関まで「誘導」する役割があり、敷地に入ってから初めに目に入る場所なので家の第一印象を決める重要な部分と言えるでしょう。

また、アプローチの構成は家の印象や防犯面にも関わってくるので、慎重に考えなければなりません。次は、玄関アプローチのデザインの考え方を見ていきましょう。

玄関アプローチのデザインは動線や防犯面から考える

玄関アプローチを考える時には初めに動線をイメージし、動線を決めたら植栽や置物などのまわりの景観を考えます。動線の構成によって防犯面や植栽の配置方法も変わってくるので、慎重に考えましょう。

ここでは、動線の考え方と床の素材、植栽や置物の置き方について考えていきます。

動線をイメージする

玄関アプローチを考える時には、人を道路から玄関まで「どのように誘導したいか」考えましょう。「どうしたらいいかわからない」という方には、玄関の位置と入口の位置を少しずらし、カーブを描いたアプローチがおすすめです。

アプローチがカーブになることで入口から玄関内が見えなくなり、距離も長くなるので防犯にも繋がります。

反対に道路から玄関まで直進になっている玄関アプローチは、ドアを開けると道路から室内が丸見えになってしまうので防犯上おすすめしません。しかし、道路から玄関までの距離の関係で直進にせざるを得ないこともあるでしょう。その場合はシンボルツリーを植えたり、門をつけたりするなどの目線を逸らす工夫をしてください。

素材の種類

アプローチに使用される主な床材は、

  • コンクリート
  • 砂利
  • タイル
  • レンガ
  • 天然石
  • 洗い出し
  • 人工芝

です。それぞれの素材にメリットやデメリットがあります。もちろん、価格や施工方法も変わってくるので、それぞれの素材の特徴もしっかりと把握しておきましょう。

外構の床をどれにしようか迷ったら。種類と特徴を解説します

植栽や置物を置く

アプローチに沿って植栽を植えたり花壇を置いたりすることで人を誘導しやすくなり、緑も目に入るので家を明るく見せることができます。

カーブの内側には高い植栽を植え、外側になる部分には花壇を置いたり花を植えたりと、高低差を考えながら配置を考えると全体的な見栄えがよくなります。

また、アプローチにLEDライトなどを置いておくと、夜も足元が明るいので安心です。

玄関アプローチの注意点

玄関アプローチを考えるときには、とくに気を付けなければならないことがあります。それが、「防犯性」と「安全性」です。デザインにこだわるあまりに、防犯性が疎かになってしまったアプローチも多く見られます。防犯性が低い住宅は空き巣被害に遭いやすくなってしまうので、アプローチを考えるときには注意が必要です。

ここでは、玄関アプローチを考えるときの注意点をみていきましょう。

死角ができないようにする

先ほど玄関アプローチを長くすると防犯面で安心だと説明しましたが、「死角」には注意してください。目隠しになる植栽を何本も植えたり、プランターを置きすぎたりしてしまうと「死角」ができてしまい、空き巣や泥棒が潜みやすくなってしまいます。

アプローチを長くする場合には死角ができすぎないように気を付け、足元にセンサーライトを設置するなどの空き巣対策もしておきましょう。

家のイメージに合う素材を選ぶ

玄関アプローチの素材を決めるときには、洋風の家なら「コンクリート・タイル・芝・レンガ・天然石・砂利」、和風の家なら「コンクリート・タイル・砂利・洗い出し・天然石」の素材がおすすめです。

家の雰囲気とは違う素材を選んでしまうと外観と家の印象が変わってしまい、どちらかが浮いてしまうことも。あえて印象を変えたい場合にも、プランナーと打ち合わせをしてから決めるようにしましょう。

滑りやすい素材には気を付ける

「コンクリート・タイル・天然石」は濡れるとすべりやすくなってしまうので、注意が必要です。家での転倒事故のほとんどが庭で起こっています。転倒事故を防ぐためにも、滑りにくい素材のものを選ぶ、または施工前に滑り止めを塗っておくなどの対策をしておきましょう。

動線と視線の誘導でおしゃれで機能的な玄関アプローチに

玄関アプローチのデザインを考えるときには、先ほども書いたように「防犯性」と「安全性」について考えましょう。門と玄関の入り口までの距離や位置を考え、アプローチをどのようなデザインにするか決めてください。

玄関アプローチに死角を作ってしまうのは防犯上不安なので、死角ができないように配置にも注意が必要です。

床材や置物、植物にもこだわり、おしゃれで機能性のある玄関アプローチを造りましょう。

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