外構の床をどれにしようか迷ったら。種類と特徴を解説します

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外構の床といえば、コンクリートのイメージが強いのではないでしょうか。

近頃では、石材や人工芝の仕上げ方法も人気があります。

外構の床は住宅のイメージに関わってくるので、住宅のテイストに合ったものを選びたいですよね。

今回は、床の仕上げ方法を7種類ピックアップして紹介します。

床の仕上げ方法を何にするか悩んでいる方は、参考にしてみてください。

外構の床をどれにしようか迷ったら。種類と特徴を解説します

外構床の仕上げには、いろいろな方法があります。

仕上げ方法によって耐久性や費用なども変わってくるので、それぞれの特徴を把握したうえで、どの仕上げ方法にするか検討しましょう。

今回は、外構床の仕上げ方法で人気のある

・コンクリート
・砂利
・タイル
・レンガ
・天然石
・洗い出し
・人工芝

 

の7つをピックアップして紹介します。

それぞれの特徴とメリット・デメリット

どの仕上げ方法にも、メリットとデメリットがあります。

それぞれのメリットとデメリットを比較して、どの方法にするか検討してみてください。

コンクリート

コンクリートで地面を固めて仕上げる方法で、一番人気のある仕上げ方法です。見た目がシンプルなので和風や洋風など、どんなテイストの住宅にもマッチします。

・メリット
コンクリートは耐久性があるので、メンテナンスがほとんど必要ありません。また、除草や掃除なども必要ないので、施工後の手入れが楽なのがメリットといえます。

・デメリット
夏場は照り返しが強く、車を停めていたら車内が高温になってしまいます。また、改築などでコンクリートを撤去する時には、撤去費用が10万~20万前後かかることも。

砂利

砂利は和風の庭に敷くイメージが強いですが、暖色系の砂利を選べば洋風の庭にも合わせることができます。さまざまな種類の砂利があるので、住宅の庭に合う好みの砂利を見つけられるでしょう。

・メリット
砂利は他の仕上げ方法に比べて、費用を抑えることができます。砂利の種類によって費用が変わってくるので、予算を抑えたい方は砂利の種類によって費用を調整できるのもメリットです。

・デメリット
砂利で地面がデコボコしているので、足元の不安定なお年寄りや小さなお子さんがいるご家庭では注意が必要です。

タイル

コンクリートの上にタイルを並べて仕上げる方法で、洋風やカントリーテイストの住宅に人気があります。陶器からレンガ調のものまで、さまざまなタイルのなかから選べるので、好みのものが見つかるでしょう。

・メリット
さまざまな種類のなかから選べるので、意匠性が高いことがメリットです。また、耐久性も強くメンテナンスがほとんど必要ありません。

・デメリット
製品にもよりますが、陶器製や天然石は雨の日は滑りやすいので注意が必要です。また、製品によっては初期費用が高額になってしまうこともあります。

レンガ

素焼きのレンガを、土またはコンクリートにはめ込んで仕上げます。レンガは温かみを感じられる素材なので、洋風ガーデンのある玄関にオススメです。

・メリット
経年変化によりコケが生えたり少し黒ずんだりしても、それがまた味わい深さになることです。レンガを使ってアプローチに曲線を描くなど、意匠性が高いこともレンガを使うメリットといえるでしょう。

・デメリット
レンガは他の仕上げ方法に比べて劣化しやすいので、キレイな状態を保ちたい方にとってはデメリットと感じてしまうかもしれません。また、レンガの一部だけが劣化した場合、同じ種類のレンガが手に入らない可能性があることも頭にいれておきましょう。

石材

セメントの上から石材を乱貼りして仕上げます。高級感があり、石材の並べ方によっても住宅の印象が変わってくるのが特徴です。また、雨の日には石の色が変化するので、晴れの日とはまた違った顔を見ることができます。

・メリット
石材で仕上げている部分には雑草が生えないので、掃除が必要ありません。また、割れる心配もほぼなく、耐久性があります。石の種類によって和風、洋風どちらのテイストにも合わせることができるのもメリットです。

・デメリット
石材の仕上げは職人が一つ一つ石材を並べていくので、施工費用が高額になってしまいます。また、石材をランダムに並べるのには、ある程度の技術が必要なので職人によって仕上がりに差がでてしまことも。

洗い出し

砂利(天然石)をセメントと一緒に練り込む方法と、天然石を樹脂に混ぜて舗装した後、セメントを流し込む方法があります。地面から砂利(天然石)が浮き出ているので、見映えがいいのが特徴です。

・メリット
選ぶ砂利の種類によって、和風と洋風どちらのテイストにも合わせることができます。また、地面が少しデコボコしているので雨の日でも滑りにくく、タイヤ跡がつきにくいのもメリットです。

・デメリット
工事の上手い、下手で仕上がりが変わります。洗い出し仕上げでは作業スピードが大切なので、職人の技術が必要です。

人工芝

土の上に防草シートを敷き、人工芝を貼り付ける仕上げ方法です。外構に緑を取り入れることで、住宅を明るく見せてくれます。

・メリット
人工芝は見映えがよく、夏場の熱い日でも照り返しを抑えてくれるのがメリットです。また、人工芝は踏んだ感触が柔らかく、こけても痛くないので小さなお子さんがいるご家庭にもオススメです。

・デメリット
人工芝には耐用年数があるので、定期的なメンテナンスが必要です。メンテナンスの度に費用がかかってしまうはデメリットといえるでしょう。

外構は好みで決めてOK!でもデメリットも把握しておこう

外構は住宅の第一印象を決める部分なので、自分好みのものを選ぶといいでしょう。
それぞれの方法にメリットとデメリットがあるので、施工後に後悔しないためにもしっかり把握しておくことが大切です。

メリットとデメリットを把握して、後悔のない素敵な外構づくりをしましょう!

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