洗い出しがムラになる5つの要因と4つの対応策

[著]
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洗い出しでよくあるクレームにムラがあります。

塗り見本はキレイでも、実際に塗ったらムラが目立ってガッカリ・・ということも少なくはありません。

今回は、そんな洗い出しがムラになる5つの要因と4つの対応策についてまとめました。


洗い出しがムラになる5つの要因

雨打たれによるムラ

  • 目詰め作業中に突然の雨打たれ。セメントペーストに余分な水分を含むことでムラになる

目詰め材の乾燥ムラ

  • 施工面に部分的なビニール養生を行ったら乾燥ムラがでる
  • 施工面に部分的に目詰め補修を行ったら補修ムラがでる

白華(エフロレッセンス)ムラ

  • 目詰め材が乾燥前に降雨や雪によって白華(エフロレッセンス)ムラがでる
  • グラベル(石)の中に残っていた水分により白華(エフロレッセンス)が発生しムラがでる
  • 冬期間、気温が低い状態で施工したら白華(エフロレッセンス)が発生しムラがでる
  • 目詰め材をふき取りする際、スポンジに水分を含ませすぎると白華(エフロレッセンス)が発生しムラがでる

バインダー(樹脂)の未硬化ムラ

  • 冬期間、バインダー(樹脂)が完全硬化する前に目地詰めしてしまい樹脂がよごれてムラがでる

グラベル(石)の施工精度不良によるムラ

  • グラベル(石)密度が均一になっていないため目詰め材に問題がなくてもムラに見える
  • 複数の作業員が目詰め作業をすると仕上がりにバラツキがでてムラがでる

洗い出しのムラを防ぐ4つの方法

作業前

  • 雨の可能性がある日は施工しない。3日ほど晴れの天候が続く日を選ぶ
  • 工期がないため天候が悪くても施工する場合、屋根シートを張るなど降雨対策をとる

グラベル(石)塗り作業時

  • 硬化促進剤ワンディフォームを使ってバインダー(樹脂)の硬化を早める
  • 気温が5℃以上の日を選ぶ。気温が低い場合ジェットヒーターを使用する
  • グラベル(石)塗り付け後、バインダー(樹脂)は完全硬化させる
  • 手で触ってみてペタ付きがない。爪で傷がつかない程度まで乾燥させる

目詰め前

  • グラベル(石)のすき間に水が入らないよう必要に応じて養生する
  • グラベル(石)中に水分があったらブロアーで飛ばすかスポンジ・ウエスでしっかり拭きとる
  • それでも水分が残っていそうな場合、目詰め工程の日程を延ばし乾燥させる

目詰め作業

  • 角のある新しいゴムゴテを使用。角が丸くなったら新しいゴムに取り換える
  • なるべく同じ作業員が作業する。人が変わる場合同じ力加減で作業する
  • 仕上がりが均一になるよう目詰めしグラベル(石)目が出るようにする
  • 専用目地ゴテの使用する
  • 部分的な補修は極力行わない。それでも補修するなら面で区切る
  • 目詰めが乾燥してからの塗り継ぎはできる限り行わない

拭き取り

  • 拭き取り作業はスポンジを硬くしぼって拭き取る。余計な水分を含ませない

それでも洗い出しにムラが出た場合の3つの対応策

薬剤洗浄

  • 白華(エフロレッセンス)なら白華洗浄剤を使用

石を磨く

  • 石床用ワックスを塗り込んでみる。石の表見に若干のツヤが出る。ただし少し目地材が濃くなる可能性あり。

手を加えない

  • 補修は逆にムラが目立つ可能性が高い。時間の経過と共に乾燥が進みムラが落ち着いてくるのを待つ。

まとめ

洗い出しは屋外に施工するケースが多いため、その仕上がりは気候や天候に大きく左右されます。

基本的に補修や手直しがきかない商品です。

十分な準備、対策をして作業しましょう。

万が一ムラが出てしまってもあわてずに対応策を試してみましょう。

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