AGV走行床に必要な耐摩耗性とは?補修材選びで見るべき5つの性能

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AGVは、同じルートを繰り返し走行します。そのため、床の補修箇所には、車輪の通過による繰り返しの荷重と摩擦が、長期間かかり続けます。
補修材を選ぶときは、「強度」だけでなく、耐摩耗性をはじめとする複数の性能を、総合的に見る必要があります。
本記事では、AGV走行床に必要な耐摩耗性の考え方と、補修材選びで見るべき5つの性能を解説します。

AGV走行床に必要な耐摩耗性
AGVの車輪は、同じルートを繰り返し通過します

AGV走行床に耐摩耗性が必要な理由

AGVは決められたルートを走行するため、車輪が通る場所が、ほぼ一定になります。
同じ場所に、繰り返し荷重と摩擦が加わることで、床の表面の摩耗や粉化が進み、ルート上に浅い溝や凹凸ができることがあります。
補修箇所が摩耗しやすい材料だと、再び段差や凹みが生じ、繰り返し補修が必要になります。

補修材選びで見るべき5つの性能
補修材選びで見るべき5つの性能

補修材選びで見るべき5つの性能

1. 圧縮強度

材料が、押しつぶされる力にどれだけ耐えられるかを示す指標です。車輪の荷重に耐える基本性能として確認します。
マッハコンの圧縮強度は76N/mm²で、一般的なコンクリート(18N/mm²程度)の4倍以上です。

2. 曲げ強度

曲げる力に対する強さです。欠損部の端など、荷重がかかったときにひび割れが生じやすい部分で重要になります。

3. 付着強度

補修材が、下地(既存のコンクリート)にどれだけ強く接着しているかを示します。付着が弱いと、補修箇所がめくれて、段差やはがれになります。

4. 耐摩耗性

摩擦による削れにくさです。摩耗試験での摩耗量などで比較します。AGVの車輪が繰り返し通る部分では、特に重要です。

5. 耐衝撃性

衝撃に対する強さです。段差や目地の端など、車輪が当たる部分で影響します。

性能 見るポイント AGV床での重要性
圧縮強度 何時間後・何日後の値か 車輪荷重への耐性
曲げ強度 試験条件と材齢 端部の欠けにくさ
付着強度 下地条件・試験方法 はがれにくさ
耐摩耗性 摩耗試験の方法と摩耗量 繰り返し走行での削れにくさ
耐衝撃性 試験方法 車輪が当たる端部の傷みにくさ

強度が出るまでの時間も重要
強度が出るまでの時間も重要

強度が出るまでの時間も重要

AGV走行床の補修では、最終的な強度だけでなく、通行を再開するまでに、どれだけ強度が出ているかが重要です。
マッハコンは、施工後3時間でコンクリート以上の強度が発現します。施工後20分で車両通行が可能になる(気温23℃時の目安)ため、稼働を止める時間を抑えられます。

試験成績表を見るときの注意点
試験成績表を見るときの注意点

試験成績表を見るときの注意点

  • 試験方法(規格・条件)が、製品間で揃っているか
  • 養生温度、材齢(時間・日数)がどうなっているか
  • 試験体の作り方と、比較の対象が何か
  • 数値の単位(N/mm²、mm³など)を取り違えていないか

マッハコンの試験データは、組成・試験成績表で確認できます。

強度が早く出る補修材「マッハコン」

ヤブ原産業の超速硬高強度コンクリート補修材「マッハコン」は、3時間でコンクリート以上の強度が発現し、重量物の往来が多い物流倉庫でも使える補修材です。
数値は、試験成績表で、試験条件とあわせて確認してください。

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マッハコンの主な特長

  • 施工後10分で歩行、20分で車両通行が可能(気温23℃時の目安)
  • 3時間でコンクリート以上の強度が発現し、圧縮強度は76N/mm²(一般的なコンクリートの4倍以上)
  • 袋のまま練って、ゴム手袋をした手だけで施工できる(特別な道具は不要)
  • 硬化後に痩せない。コンクリートに近い色で、補修跡が目立ちにくい
  • エポキシ・ウレタンなどの塗床材や防水材も、後から施工できる

※硬化時間は気温23℃時の目安です。気温によって変化します。施工要領書では、車両通行までの目安を20〜60分としています。

マッハコンの使い方(4ステップ)

  1. 清掃:補修箇所を水で洗浄し、ほこりや砂を除きます。下地は湿った状態にします。
  2. 混練:3kg袋は水360ccを入れ、袋の中で手で揉み込んで混ぜます。2分以内に完了させます。15kgペール缶は材料1kgに水120ccで、一度の混練量は3kg以内にします。
  3. 充填:10分以内に補修箇所へ充填し、表面を軽く叩いて平らに均します。
  4. 養生:施工後10分ほどで歩行でき、20分ほどで車両が通行できます。

注意点として、マッハコンは床専用です(壁・天井には使えません)。混練後に放置すると、硬化反応の熱で60℃近くまで上がるため、取り扱いに注意してください。余った材料は産業廃棄物です。
製品の詳細は、ヤブ原産業のマッハコン製品ページで、カタログや施工要領書、組成・試験成績表をご覧いただけます。

補修材の選び方や、材料の種類別の比較については、以下の記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。


https://yabu-sen.com/agv-floor-repair-material-3types


https://yabu-sen.com/agv-floor-repair-material-comparison

よくある質問

Q. 耐摩耗性とは、何を表しますか?

車輪の通過や荷重による摩擦で、床の表面がどれだけ削れにくいかを表す性能です。摩耗試験での摩耗量などで比較します。

Q. 補修材の強度は、圧縮強度だけで比較してよいですか?

圧縮強度だけでは不十分です。曲げ強度、付着強度、耐摩耗性、耐衝撃性、強度が出るまでの時間も確認してください。

Q. 試験成績表は、どこを見ればよいですか?

試験の方法、試験条件(養生温度など)、材齢(何時間後・何日後の値か)、比較の対象を確認します。製品ごとに条件が違う場合、数値を単純に比較できません。

まとめ

AGV走行床の補修材は、圧縮強度、曲げ強度、付着強度、耐摩耗性、耐衝撃性の5つの性能と、強度が出るまでの時間で選びましょう。
試験成績表の数値は、試験条件を確認したうえで比較することが大切です。

マッハコンは、施工後10分で歩行、20分で車両通行が可能で、3時間でコンクリート以上の強度を発揮する、床の欠損補修用の超速硬高強度補修材です。
製品の詳細は、ヤブ原産業のマッハコン製品ページをご覧ください。

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