自宅の内装を、DIYで塗り壁仕上げにしてみたいと思っていても、「難しそう」や「失敗するのが恐い」などの理由で躊躇している人も多いのではないでしょうか?
というのも、塗り壁仕上げの持つ特有の趣や風合いは、左官職人の熟練した技術を発揮することで得られるものと一般的に考えられていることが大きな理由かもしれません。
しかし、近年では、職人ではない一般の人でも比較的簡単に美しい仕上がりを実現できる左官建材が多く登場しています。
しかも、ホームセンターで手に入れられる身近な材料であることから、誰にでも取り組みやすいものなのです。
そこで今回は、ホームセンターで手に入るDIY初心者向けの左官建材について、とくにおすすめの3つをご紹介します。
【DIY初心者向け】ホームセンターで手に入るおすすめ左官建材3選
ホームセンターで手に入るDIY初心者向けの塗り壁用の材料とは、以下の3つです。
・うまくぬれーる:日本プラスター
・かんたんあんしん珪藻土:フジワラ化学
・アレスシックイ:関西ペイント
うまくぬれーる:日本プラスター
日本プラスターから販売されている「うまくぬれーる」は、開封後すぐに、そして誰にでも簡単に施工できるよう作られた漆喰素材の材料です。
漆喰とは、消石灰に砂やノリ、スサなどを水で練り混ぜてつくる、日本建築で古くから使われてきた伝統的な塗り壁材のことをいいます。
「うまくぬれーる」は、従来の漆喰が持つ、調湿性や抗菌性、不燃性などの性質をそのまま発揮します。
そして、ビニールクロスや石膏ボードなどあらゆる下地に対応できることや、カラーラインナップが豊富に揃っていることなどがこの材料の特長です。
また、開封後にすぐ使える手軽さと、適度な柔らかさを備えることで塗りやすさを実現している点も、DIY初心者をはじめとする幅広いニーズに応えられる材料といえるでしょう。
かんたんあんしん珪藻土:フジワラ化学
フジワラ化学から販売されている「かんたんあんしん珪藻土」は、こちらも開封後すぐにローラーで施工できるようつくられた珪藻土素材の材料です。
珪藻土とは、海などに生息する植物性プランクトンの一種である「珪藻」の死骸が長い年月を経て堆積してできたものをいいます。
「かんたんあんしん珪藻土」は、珪藻土素材の特長でもある調湿機能や消臭機能を発揮し、快適な空間づくりに寄与します。
そして、「うまくぬれーる」同様、ビニールクロスや石膏ボードなどあらゆる下地に対応できることやカラーラインナップが豊富であることなどが特長です。
また、開封後にそのままローラーで塗れる手軽さは、DIY初心者にとって大きな魅力といえるでしょう。
アレスシックイ:関西ペイント
関西ペイントから販売されている「アレスシックイ」は、日本建築で古くから使われてきた伝統的な建材である漆喰を塗料化した材料です。
「アレスシックイ」は、漆喰の特長でもある調湿機能や消臭機能を発揮するほか、抗菌、抗ウイルス機能による衛生面での効果も期待できます。
また、コテを使った左官技術は必要とせず、ハケやローラーで塗装できる塗料である点もDIY初心者にとって注目しておきたいポイントです。
【DIY初心者向け】弊社商品「楽砂利ロック」のご紹介
DIYの初心者に向けた、簡単に施工できる商品は多くありますが、弊社から販売している商品についてご紹介いたします。
その商品とは、簡易的散布型砂利固定材「楽砂利ロック」です。
「楽砂利ロック」は、庭や駐車場などに敷いてある砂利の上から散布するだけで簡単に固められるというものになります。
砂利を固めることで得られるメリットとは、例えば以下のことが挙げられます。
・砂利の散乱防止
・落葉時の掃除が楽に
・子供のいたずら防止
・猫の糞害抑制
・土埃の発生抑制
・歩行性の改善
また、施工についても、水まきをして本剤を散布し、夏場24時間以上、冬場48時間以上の養生時間を設けるだけで軽歩行が可能になるなど、簡単に行えるものとなっています。
なお、完成後も浸透性は確保できるため、雨が降っても水たまりが生じることはありません。
まとめ
室内の雰囲気をガラッと変えたい場合はリフォームが有効な手段となりますが、DIYで行えばコストを抑えられます。
とはいえ、DIYによるリフォームは、初心者にとって簡単なことではありません。
しかし、近年では、DIY初心者向けに簡単に施工できる商品も多くあるため、目的に合わせて検討してみるのもよいでしょう。