お客様から、地震の影響で漆喰壁が剥がれてしまったり、下地の土壁から欠落してしまった土蔵の改修工事についてよくお問合せを頂きます。「ボロボロになった土壁や漆喰。そのまま新たに漆喰を塗ることはできないし、直す方法はないだろうか?」このようなお悩みをお抱えの方は多いのではないでしょうか。このような現場で重宝されているのが『ガッチリ浸透プライマーW/寒冷地』です!実際に『ガッチリ浸透プライマーW/寒冷地』が使用された現場をご紹介しながら、その修復方法をご紹介致します。 現場は宮城県白石市にある観光名所「白石城」です。2022年3月に発生した福島県沖地震で、漆喰が剥がれる等の被害を受けました。
東京都豊島区制90周年記念事業の工事においてカチオンタイトが使用されました
今号の左官建材マガジンは、いつもと趣向を変えましてカチオンタイトが使用された現場レポートをお伝えします。 平成7年に新設された東京都豊島区の『池袋駅北口駅前トイレ』ですが、老朽化等のために豊島区制90周年記念事業として改修工事を行うことになりました。その新規仕上げ材の下地として、弊社のカチオンタイト各種製品を使用して頂けることになりました。トイレとトイレの真下にアンダーパスの歩道があり、歩道の両脇の擁壁も今回の改修工事の範囲でした。10月に完成し11月から一般利用が始まっています。
詳しくは豊島区のホームページでこちら
(敷砂利安定補助材)楽砂利パネルの施工方法
前号に続きまして弊社の敷砂利安定補助材『楽砂利パネル』の施工方法をご紹介します。
仕上げは化粧砂利を敷き砂利にして使用するケースが多いですが、今回ご紹介するのは仕上げ材として透水性天然石最密構造樹脂舗装材である『彩アストン』で仕上げたケースです。
敷砂利が散らばらないようにする方法とは?砂利飛散防止の便利グッズまとめ
外構において、敷砂利仕上げはお手軽でかつ風情がある仕上げです。そのためか、寺社の参道や日本庭園等では、敷砂利仕上げがかなり多いです。最近では防犯砂利と言われる砂利があり、上を歩くと音が大きく鳴って、防犯に役立つという工法もポピュラーになりました。 ただ、砂利の飛散には悩まれている方も多いのではないでしょうか?今回は砂利を敷いている方、これから敷きたいと思っている方におすすめの敷砂利安定材をご紹介します。
白華(エフロ)は防止できるのか?白華防止のメカニズムと人気商品4選を紹介!【2024年最新版】
今年は例年にない厳しい暑さに加え、天候の熱帯化が進み、ゲリラ豪雨も多くなっています。
建築業界においては、雨の季節になると白華(エフロ)の問題が発生しやすくなります。
今回は、その白華を防止することはできるのか?そして白華防止につながる商品をご紹介します。
建築補修用注入エポキシ樹脂の各社商品を簡単紹介
一般的にエポキシ樹脂は液体の場合であっても、硬化するとコンクリートの圧縮強度の約2.5倍、引張強度で約10倍を示すことか
ら、建築業界では重宝され第二次世界大戦後から本格的に使用されてきたようです。
本格的に初めて使用された大規模な現場が広島のいわゆる原爆ドームであると言われています。
エポキシ樹脂は前述の特性から、主に接着剤や注入材として広く使われています。
今回は建築補修用注入エポキシ樹脂に特化しまして、用途やプロが使用する商品を簡単解説します。
屋上の防水は何故膨れるの?膨れについて簡単解説
過酷な夏を過ぎ秋に入り、長雨の季節になりました。防水処理・雨仕舞は、建築物の耐久性や居住性において最も重要な工事であると言っても過言ではありません。防水材の種類は様々あり、主にはアスファルト防水、ウレタン防水、ゴムシート防水、塩ビシート防水、ポリマーセメントモルタル防水、FRP防水等です。今号では防水層を施工した後に問題となることが多い、防水層のふくれに焦点をあてて解説します。
一材型・二材型ポリマーセメントモルタル(セメント系下地調整塗材に特化して)の違いについて
前号の樹脂モルタルに関連しまして、今号ではポリマーセメントモルタルの一材型と二材型の違いについて解説します。
カチオン性ポリマーセメントモルタルの先駆的商品、弊社の『カチオンタイト』等についても触れますので必読です。
壁面用天然石(砂利)樹脂仕上げ材の種類と特長を解説
建築分野において古来より使用されている自然素材の物を思い浮かべる時、大概の方は木、石、土あたりだと思います。
個人的には建築物において、木が最も仕様される頻度と使用量が多いと思いますが、石も様々な用途かつ素材で建築物を構成する材料として使用されています。
今回は石は石でも、樹脂と組み合わせた砂利の壁面用仕上げ材について解説します。そのような時に用いられる砂利を骨材と呼ぶ場合もあります。
以前は国内の至る所で日本特有の砂利を採取出来ましたが、現在は法規制等によりその殆どが採取できなくなり、外国からの輸入に頼っている現状です。
建築業界における環境負荷低減に対する取り組み
世界的にSDGs(持続可能な社会の実現に向けての目標)への取り組みが活発になって久しい中、それは国内の建築業界においても例外ではありません。
ゼネコン、製品メーカーや商社は模索しながらも、SDGsに貢献できる工法や製品並びにサービスの開発に日夜研鑽を積んでいます。
SDGsの達成目標の中には、当然ながら環境保全や環境負荷低減に纏わる項目がいくつかあります。
今回は、建築業界における環境負荷における取り組みに焦点をあててご紹介していきます。